ケアする側の方にこそ。眠りの前の夜の過ごし方

ぐっと冷え込みが増し、手足の冷えや寒さで体にもギュッと力が入りやすい晩秋の頃。
これから年末まで、外の寒さが強まると同時に、日中の体の緊張やせわしなさを引きずったまま夜を迎えてしまうことの多い時期です。

高齢者の方はもちろんのこと、在宅で大切なご家族を介護されている方や、介護の現場で日々奮闘するケアビューティストのみなさんも、体力勝負の日々の疲労に、寒さによる緊張が加わっているタイミングかもしれません。
1日が終わる頃には、「心と体がゆったりとほぐれるような」ひとときを過ごして眠りにつきたいものですよね。

そこで今回は、介護をする側にもされる側にとってもそっと寄り添うような、“眠りへ向かうひととき”を心地よく整えるための工夫を、おすすめアイテムと一緒にお届けします。

今夜から取り入れられる「睡眠前の過ごし方」

心地よい睡眠のために大切な、寝る前の過ごし方。
環境やルーティンをほんの少し工夫して、自分なりのリラックスタイムを作ることがポイントです。


1. 入浴後のぬくもりを保つ
ぬるめのお湯にゆっくり浸かった後は、体が冷えないように靴下やあたたかいスリッパ、羽織りものなどを。体をすぐに冷やさないようにするのがポイントです。

2. 光を落として、やさしい灯りに
強い光は脳に「まだ起きている」と認識され、眠気を遠ざけます。
夜は照明を落としたり、間接照明や柔らかい灯りで過ごすと、空間全体を“おやすみモード”に整えてくれます。

3. 室温を整える
寒い季節は、手足やお腹まわりの冷えが眠りを妨げやすいもの。
室温を快適に保ち、ひざ掛けやレッグウォーマーで冷えやすい部分を守る環境づくりを。

4. スマホから距離を置く
寝る直前のスマホやパソコンは情報が頭に残りやすく、気持ちが休まるまで時間がかかります。
眠る15〜30分前には画面から離れ、深呼吸や軽いストレッチなど、心を落ち着ける時間を持つと眠りにつきやすくなります。


どれも手軽で、やさしく心と体をゆるめる助けになります。
高齢者の方やケアにあたる皆さまにも取り入れやすい習慣ですので、無理のない範囲で、できるところから試してみてくださいね。

眠りの前の“スイッチ”をつくる

リラックスできる音楽や、好みのハーブティーなど「これをすると落ち着く」というアイテムや行動はありますか?
寝る前のひととき、そういった“スイッチ”をひとつ持つと、眠りへのリズムが整います。

この“スイッチ”としておすすめしたいアイテムのひとつが、「香り」です。
好きな香りは、空間を落ち着いた雰囲気に整え、呼吸をゆったりと深めやすくするきっかけになります。

ミライプラスショップの「スリープステップ」シリーズは、秋の夜長にぴったりの香りアイテムです。
眠りとお風呂の専門家が監修した「スイートドリーム」「クリアビューティー」の香りが、夜のリラックスタイムをやさしく包み込みます。

おすすめ使用例

アロマティックボディミルク
乾いた肌はもちろん、入浴後にお風呂のなかで濡れた体に使うこともできます。

アロマティックボディオイル
心地よい香りに包まれながら全身をいたわるようにほぐすと、心も整いそう。

炭酸ヘッドスパ
心地よいムース状の美容液で、頭皮をもみほぐしてリフレッシュ。

アロマティックピローミスト
枕や布団にひと吹きするだけで、やさしい香りに包まれます。旅先にも便利なアイテム。

アロマティックディフューザー
お部屋全体に心地よい香りを広げて、ご自宅をくつろぎの空間に。

寝る前に深呼吸して香りを感じるリラックスタイムを作ると、肩の力もふっとゆるみ、やすらぎで満たされます。
体だけでなく心もあたたかく整えて、心地よい夜につなげていきましょう。

香りに包まれる、あたたかな夜を

一日の終わりに、少し立ち止まって、自分をいたわる時間を持つこと。
ぬくもりと香りに包まれながら布団に入るひとときは、忙しい日常を忘れ、やさしく休まる時間です。

香りのアイテムは、大切なご家族への贈り物としても喜ばれますが、介護に向き合うご自身の癒しとして取り入れることもできます。

  • 高齢のご家族への贈り物として。
  • 日々ケアにあたる自分自身へのご褒美として。

眠りの前、いたわりのひと手間が、介護や美容に向き合う明日を支えていきます。


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